速度や距離などを表示できるAndroid搭載サングラス「Recon Jet」

2013年6月28日 18:26

あるAnonymous Coward 曰く、 スキーや自転車向けのヘッドアップディスプレイ(HUD)を手がけるRecon Instrumentsが、サングラス型情報端末「Recon Jet」を発売する(Engadget)。長距離走や自転車、トライアスロンといったスポーツ向けのサングラスにHUDを組み込んだもので、速度や移動距離、高度などの情報を表示できる。

 三次元加速度センサやジャイロスコープ、磁気計、気圧計、温度センサ、GPS、カメラなどを搭載し、周囲の情報などを取得して表示できるほか、BluetoothやANT+(心拍計やサイクルコンピュータなどで多く使われている近距離無線通信規格)、無線LAN経由でスマートフォンや外部デバイスとの連携が可能。CPUはARM Cortex-A9(1GHz)、OSはAndroidベースで、アプリケーションをインストールして機能を強化することも可能だという。ディスプレイ部分の解像度はWQVGA(400×240)で、7フィート(約2.1m)先に30インチのディスプレイが表示されるイメージになるそうだ。

 自転車乗りにはおなじみの心拍計やケイデンスメーターといった対応製品もサードパーティから発売されるとのことで、視界内に自分の生体情報や速度などが表示されるという、近未来SFに出てきたようなことが実現できる。お値段は599ドルだが、7月21日までに予約をすると499ドルで購入できるという。出荷は今年12月からだそうだ。

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