日立、電力・交通・産業プラント施工事業を再編 子会社に移管・統合
2013年6月28日 18:10
日立製作所は28日、インフラシステム事業の強化・拡大を目的として、2013年10月1日付けで、日立の電力・交通・産業プラント施工事業を、100%子会社である日立プラントエンジニアリングアンドサービスに移管・統合すると発表した。
具体的には、会社分割により、日立の電力・交通・産業プラントの施工・施工エンジニアリングと集塵装置の設計・製作・施工の事業を日立プラントエンジニアリングアンドサービスへ承継させるとともに、日立プラントエンジニアリングアンドサービスの商号を「株式会社日立プラントコンストラクション」(仮称)に変更する。
今回の事業再編により、日立の有する大規模プラントの施工計画、施工管理などのエンジニアリング機能と、日立プラントエンジニアリングアンドサービスの有する施工機能を統合することで、高い技術力と競争力を併せ持つ事業体を構築する。これにより、電力、交通、スマートシティなどの大規模なインフラシステムにおける日立のソリューション提供力を強化するとともに、国内外で受注拡大を図る。