来たれ、次世代コボラー

2013年6月28日 17:43

insiderman 曰く、 最近めっきりCOBOLの話題を聞かなくなったなぁ……と思っていたら、本家Slashdotにて「Join COBOL's Next Generation」なる記事を発見した。一瞬新しいCOBOLが登場したのかと思ったがそうではなく、「次世代の若者(?)はCOBOLを習得すべき」というお話であった。

 COBOLは無くなるとか時代遅れだとか言われているが、実際のところミッションクリティカルな基幹業務系ではまだまだ使われているわけで、そう簡単には消え去らない。東京海上日動の新システムはCOBOLを採用なんて話もあるくらいだ。だが、COBOLを学ぶ人は本当に絶滅寸前に見える。

 こういった状況の中、Slashdotの記事の元ネタであるITWorldの記事によれば、COBOLは職を見つけるための新たな武器となりえるという。ベテランCOBOLerは数が少なくなり、今後COBOLを扱えるプログラマーの需要は増える可能性がある(海外のオフショアなどに外注されなければ)。さあ若者よ、今こそCOBOLを習得するときなのだ。

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