【銘柄フラッシュ】上場2日目のリプロセルが気配を上げ新規上場のJSSとICDAも好調

2013年6月27日 12:28

  27日前場は、このところ圧迫要因になってきた中国株が反発の始まりと伝えられたため、全体に安心感が回復。中国景気敏感株は新日鐵住金 <5401> の2.4%高やユニ・チャーム <8113> の0.9%高などが反発。また、厚生労働省がiPS細胞を使う臨床研究計画を承認したとの報道を材料にセルシード <7776> (JQG)が25.6%ストップ高。ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J・TEC) <7774> (JQG)も22.7%ストップ高。

  新規上場2銘柄のうち、スイミングスクールなどのジェイエスエス(JSS) <6074> (JQS)は公開価格950円に対し9時50分に1200円で売買成立となり、その後1235円まで上げて前引けは950円。

  もうひとつの自動車販売・リサイクル企業ICDAホールディングス <3184> (JQS)は公開価格1900円に対し10時50分に3000円ちょうどで売買成立となり、その後は3040円まで上げて前引けは2452円。

  また、上場2日目のバイオベンチャー、リプロセル <4978> (JQG)は昨日に続いて気配値を上げたまま値がつかず、前引けの気配値は公開価格3200円の3.9倍の1万2700円。

  東証1部の値上がり率1位はリブセンス <6054> の11.3%高となり株式分割により7月初から流通性が増す期待などあり急反発、2位は日本トリム <6788> の9.3%高となり医療用整水器がiPS細胞・バイオ株に関連するとされて戻り高値、3位は不動産ファンドのケネディクス <4321> の9.1%高となり自民党・公明党が住宅購入に関する給付金を決定と伝えられ反発となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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