【チャート診断】12日上場のペプチドリームは調整入り、高値から4割下げで狙い場近い

2013年6月26日 12:52

  ペプチドルーム <4587> (東マ)は3000円安の77740円と、去る、12日・上場時の安値9200円を下回っている。上場直後の14日に1万3700円まで買われていた。

  上場時始値9200円から高値1万3700円までの上げ幅は4500円。同じ幅を下値メドに当てはめまれば4700円(9200円―4500円=4700円)となるが、そこまでは下がらないだろう。

  創薬ベンチャーでマーケットでの注目度の高いことが一番の理由である。ペプチド(アミノ酸の結合したもの)から医薬品候補物質を研究開発、とくにアンメッド・メディカルという未だ満足な治療法のない医療領域に重点を置いている。この点では人気銘柄のアールテックウエノ <4573> (JQS)に近いといえる。

  上場に当って業績見通しを発表している。2013年6月期は売上6億6900万円(前期2億6900万円)、営業利益1億7100万円(同赤字1800万円)、1株利益12.2円の見通し。次期(2014年6月期)についても共同開発の増加で伸長が予想される。

  6月期決算は8月下旬の発表予定で、それまでは調整が予想されるものの、高値から5割下げの6850円まで下げれば値幅調整は十分だろう。新規上場銘柄の多くは好人気の反動でいったんは大きく調整して切り返す展開となっていることから、同社株も7000円へ接近する場面があれば絶好の仕込み場となるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】テクノスジャパンは2番底確認で積極的な中期計画を織り込み下げ過ぎ訂正(2013/06/26)
【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】大和小田急建設は25日線まで戻し調整一巡、今期65%増益見通しを評価へ(2013/06/26)

関連記事

最新記事