米国当局によるネット活動監視を暴露したSnowden氏、エクアドルに亡命？
2013年6月25日 14:18
eggy 曰く、 米国当局による米国家安全保障局（NSA）の極秘文書を暴露したとして訴追されているEdward Snowden氏が、WikiLeaksの協力のもと滞在していた香港からモスクワに移動したとのこと。米国は香港特別行政区政府に対しSnowden氏の拘束、引き渡しを要請したが、その数時間後に氏は飛行機でロシアに向けて飛び立ったという（本家/.、South China Morning Post記事）。
ロシア報道局Interfaxによれば、Snowden氏はロシア入国ビザがないため、空港内のトランジットゾーンのカプセルホテルで一晩過ごしたようだ。Aeroflotの情報筋がロシアメディアに明かしたところによれば、Snowden氏は本日にもキューバにむけて経ち、ベネズエラのカラカスで乗り換えることになる。
WikiLeaksサイトでも公表されているが、Snowden氏はエクアドルに亡命を申請しており、ベトナムを訪問中のRicardo Patinoエクアドル外相も、エクアドル政府がSnowden氏の亡命申請を受け入れていることをTwitter上で明らかにしている。
スラッシュドットのコメントを読む | セキュリティセクション | アメリカ合衆国 | 情報漏洩 | プライバシ
関連ストーリー：
Woz曰く、「クラウドとPRISMは共産主義だった頃のロシアと同じ」 2013年06月17日
スパイ行為への対策として、フリーソフトウェア財団がオープンソースの活用を提案 2013年06月13日
FBIなどがネット企業と協力して個人データを収集していたことがNSAのシステム管理者のリークにより明らかに 2013年06月12日