上海タワー:超高層ビルの呪い(skyscraper curse)

2013年6月25日 13:37


*13:37JST 上海タワー:超高層ビルの呪い(skyscraper curse)
「さあ、天まで届く塔のある町を建て、有名になろう。」(創世記第11章第4節)

超高層ビルは、その国の富と国民の傲慢さを象徴している。

超高層ビルの呪い(skyscraper curse)とは、その国の主要都市に、世界一高い超高層ビルが完成した時は、その国の株式・不動産のバブル経済崩壊の警鐘が鳴り始めることが知られている。


1931年、ニューヨークに完成したエンパイアステートビルは、大恐慌の晩鐘となった。

1990年に着工された横浜ランドマークタワーは、1990年の日本の株式・不動産バブル崩壊の象徴となった。

2008年に着工された上海タワー(632メートル)は、中国で最も高く、世界でもブルジュ・ハリファ(828メートル)に次ぐ第2位の超高層ビルだが、2014年に完成する予定となっている。

建設が発表された時、上海の当局者は、「金融危機時代の希望の象徴」と宣言した。

2013年6月、上海株式市場は、1800台まで下落している。《MY》

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