【銘柄フラッシュ】は中山製鋼所やナノキャリアが急伸し亀田製菓や河合楽器製作所も高い

2013年6月21日 12:34

  21日前場は、NYダウの大幅続落354ドル安を受けてトヨタ自動車 <7203> が一時3.1%安となるなど全般急落。ただ、下げの主因である米国の量的緩和の収束観測は米国景気の回復を受けたものであるため、米国向けの活発化期待からトヨタの前引けは1.4%安、キヤノン <7751> は0.3%安など、主力株を中心に戻り足。材料株物色は活発で、河合楽器製作所 <7952> は岡三証券の積極評価が言われて8.8%高、ナノキャリア <4571> (東マ)は信越化学工業 <4063> との提携を材料に15.1%高。上期業績への期待からエスプール <2471> (JQS)は一時ストップ高。

  TPP(環太平洋経済連携協定)関連とされて亀田製菓 <2220> が5.9%高、くらコーポレーション <2695> は5.7%高。

  東証1部の値上がり率1位は中山製鋼所 <5408> の23.0%高となり仕手色が強く異形棒鋼の市況悪化に下支え機運が出てきたとされて急伸、2位は河合楽器製作所 <7952> の8.8%高、3位はスクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> 6.1%高となり新作ゲームソフト好調観測や取り組み妙味が言われて戻り高値となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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