Xbox Oneの「24時間ごとのインターネット認証」や「中古制限」、撤廃へ

2013年6月20日 18:11

EchoRelinquish 曰く、 24時間ごとに1回の「インターネット認証」や中古ゲームの販売に関する制限などに大きな反発を受けていたXbox Oneだが、このたびこれらの制限を撤廃することがMicrosoftの公式サイトで発表された。

 Xbox担当幹部Don Mattrick氏曰く、「君たちは、ディスクで提供されるゲームの柔軟性をいかに愛しているか我々に教えてくれた。自由にゲームの貸し借りや転売ができるというのは、君たちにとって極めて重要だ。」としている。

 ただし、この影響でXbox360と同様に、ディスク版のゲームをインストールしてもゲーム起動時にはディスクを挿入しておく必要があり、ディスクレスでゲームをプレーするにはダウンロード版を購入するしかなくなってしまった。同時に中古ゲーム購入時にマイクロソフトやパブリッシャーへ一部マージンが支払われる話も白紙になってしまい、個人的には一歩後退したように思える。

  Engadgetが詳しく解説をしているが、MicrosoftはXbox Oneについて「クラウドを前提としたゲーム機」と考えていたようだ。なおダウンロード版であれば、自身が所有するXbox OneでなくともXbox Liveにサインインすればダウンロードしてのゲームプレイは可能とのこと。つまり「貸し借り」や「ネット認証」が嫌な人はディスク版を、ディスク無しでのプレイをしたい人はダウンロード版を購入すればよいという選択ができるようになる。

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