Google、児童ポルノ撲滅に本腰を入れる。相互利用できる新システム開発へ
2013年6月19日 16:01
あるAnonymous Coward 曰く、 Googleが児童ポルノ撲滅のためのデータベースを新たに構築している(The Telegraph、Google公式ブログ、本家/.)。
児童虐待や児童ポルノコンテンツ撲滅には、人権や道徳問題に関わるコンテンツをチェックする英国のInternet Watch Foundation(IWF:インターネット監視財団)やその他児童保護組織などがそれぞれに活動を行っている。Googleの開発するシステムは2008年に作られたソフトウエアを基にしており、違法画像をフラグ付けしてそのハッシュを生成することで、重複する画像を容易に識別することができるとのこと。各種企業、法執行機関や団体がこれを利用することで、この種の画像をより有効にインターネット上から排除することが可能となる。
このデータベースは1年内に本稼働する計画という。Googleはインターネット上の児童虐待コンテンツ撲滅に500万ドル提供するとしており、これはIWFやNational Center for Missing and Exploited Children(行方不明者および搾取された子どもたちのための全米センター)を始めとする様々な組織の支援にあてていくとのこと。また、児童ポルノ撲滅のための更なるツール開発に200万ドルの資金を提供することも明らかにしている。
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