Woz曰く、「クラウドとPRISMは共産主義だった頃のロシアと同じ」

2013年6月17日 13:01

danceman 曰く、 空港でSteve Wozniak氏に偶然会うことのできたジャーナリストが、iOSおよびPRISMについて氏にインタビューを行った。インタビューの模様はYouTubeに投稿されている。このインタビューで氏は、現在の米国が、共産主義だった頃のロシアのようになってきているとする興味深い洞察を提示している(本家/.記事)。

 氏によれば、共産主義だった頃のロシアでは何も所有することが出来なかったが、現在のデジタル世界でも、同様の状況になっているとのこと。同意書には「はい」と同意しなければならず、気が付けばクラウドにあるもの全てが「奴ら(国)」の所有するものとなっており、気が付く間もなく人々は所有権を失ってしまっているのだという。

 Wozniak氏は、「(共産主義だった頃の)ロシアとアメリカの違いは所有権の有無だったのに」と述べており、愛国心を利用する格好で国民の権利を奪う憲法違反が密かに横行していることに憤りを感じているようだ。

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