東芝、独自開発のノート機能を搭載したタブレットを発売 手書きで検索可能
2013年6月17日 14:09
東芝は17日、タブレットの新商品として、ペン入力した文字や図形を手書きで検索したり、テキスト文字へのデジタル変換などができる独自開発のノートアプリケ―ションを搭載した「レグザタブレット AT703」など2機種を、6月21日から発売すると発表した。
「レグザタブレット AT703」は、ノートのようなユーザーインターフェースを採用し、付属の専用ペンで文字や図形を手書きできるノートアプリケーション「TruNote(トゥルーノート)」を搭載。「TruNote」では、思いついたアイデアなどを最大100万ページ分のノートに書き込んだり、線の種類や色を変更してイラストが描ける。ノートは最大1,000冊まで、各ノートは最大1,000ページまで作成・保存可能。
また、書き込んだ文字や図形を手書きで検索し、必要なページを素早く見つけることが可能。さらに、手書きした文字をテキストデータに変換してメールで送信できるほか、図形や表などもオフィス形式の文書に変換し、PCなどで閲覧や編集が可能。
ペン入力では、紙のような書き心地を実現するため、ディスプレイとペン先の摩擦抵抗を調整するとともに、独自開発の筆跡予測エンジンを搭載し、表示速度を速めた。液晶は、従来比4倍の約410万画素の10.1型高精細液晶(2,560×1,600ドット)を採用し、複数のページを並べて縮小表示しても書いた文字が精細に表示される。
また、会議で使用したホワイトボードの内容などを簡単にデータ化するアプリケ―ション「TruCapture(トゥルーキャプチャ)」や、プレゼンテーションなどでも有効なパワフル音響の「harman/kardon ステレオスピーカー」など、勉強や仕事でも役立つ多彩な機能を搭載している。
10.1型広視野角液晶を採用した「レグザタブレット AT503」は、「TruCapture」を搭載したほか、質量約600gの軽量筐体と約11.5時間のバッテリー駆動時間を実現し、持ち運びしやすく外出先などでも長時間使用できる。OSは「AT703」「AT503」ともにAndroid 4.2を搭載している。