【銘柄フラッシュ】ペプチドリームなど新規銘柄が活況高となり不動産・倉庫株も高い
2013年6月14日 16:28
14日後場は、債券相場が高い(金利は低下)と伝えられ、三菱倉庫 <9301> が6.7%高、住友不動産 <8830> は4.4%高と一段強張ったほか、関西電力 <9503> の6.3%高など、電力株が猛暑需要と欧州資源大手によるLNGガス調達観測を好感して軒並み高。
半面、円相場が下げ渋ったためソニー <6758> が大引け間際に軟調転換し0.4%安、野村ホールディングス <8604> は前日比変わらずなど、証券株もダレ模様。売買代金1位はトヨタ自動車 <7203> となり前日比変わらず。
上場2日めの横田製作所 <6248> (JQS)は連日急伸し7.0%高、上場4日目のペプチドリーム <4587> (東マ)は前場ストップ高の後も強く21.6%高の連日高値。
川崎重工業 <7012> は4.3%高の反発となり、社長の解任と三井造船 <7003> との経営統合交渉の打ち切りを発表したため注目されたものの終日堅調。一方、三井造船は朝方堅調だったものの午後は軟化し5.5%安。
東証1部の値上がり率1位にはシンプレクス・ホールディングス <4340> の22.5%ストップ高が入り1株4万5000円でのMBO(経営陣による買収)を材料視、2位は住石ホールディングス <1514> の16.2%高となり仕手色が強く西日本の猛暑で冷房用の電力エネルギー需要拡大とされて出直り急、3位はリブセンス <6054> の10.7%高となり株式分割を好感して前場から何度もストップ高、4位にはTSIホールディングス <3608> の9.2%高が入り低PBRや本日発売の季刊会社情報誌などが材料視されて急反発となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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