【銘柄フラッシュ】ペプチドリームなど急伸し新規上場の横田製作所は活況高
2013年6月13日 16:25
13日後場は、円相場が引き続き1ドル94円台で推移したため、明日の先物、オプション各6月物の清算値(SQ)算出を前に不透明感が拭えず、東証1部の売買代金上位30銘柄はすべて下落。海外比率の高いヤマハ発動機 <7272> は7.1%安、コマツ <6301> は5.0%安となり直近の安値を更新、キヤノン <7751> は3.4%安となり直近の安値を更新。売買代金1位はトヨタ自動車 <7203> となり4.6%安。
明日のSQ算出に向けては、売り物の多くが本日で出尽くした模様。本日は、売却せずに持ち越す予定だった建玉が、急激な円高によって先物が海外から下げ、現物(日経平均など)との値ザヤ悪化のため持ち越せなくなって売却された面が強かった模様。
本日、新規上場の横田製作所 <6248> (JQS)は買い気配を上げて14時30分に公開価格720円の2.4倍にあたる1702円で売買が成立し初値を形成。その後2102円まで上げて高値引け。業務用ポンプ・バルブなどを製造し1株利益は104円89銭。
上場3日目のペプチドリーム <4587> (東マ)はストップ高となり公開価格から4.3倍に。西日本の猛暑を材料に3月上場のウォーターダイレクト <2588> (東マ)も一時ストップ高。
東証1部の値上がり率1位はダントーホールディングス <5337> の8.8%高となり時々特段の材料もなく動意づくとされて前場の9.8%高からはダレたものの一気に戻り高値、2位にはエレマテック <2715> の7.7%高が入りPER9倍、PBR0.8倍の割安さが言われて急反発、3位はデンヨー <6517> の6.6%高となりPBR0.7倍などの割安さが言われて戻り高値に進んだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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