【銘柄フラッシュ】ラクオリア創薬など急伸し新規上場の横田製作所は買い気配

2013年6月13日 12:30

  13日前場は、明日の先物、オプション各6月物の清算値(SQ)算出を前に急激な円高となり、東証1部の売買代金上位30銘柄はすべて下落。材料株を個別に物色する相場になり、芦森工業 <3526> が4月初からほとんど無相場だったことやPBR1倍未満などを手掛かりに11.6%高。東証1部で高い銘柄は1717銘柄中83銘柄にとどまる状態でもあり、ラクオリア創薬 <4579> (JQG)が20.0%高、日本メディカルネットコミュニケーションズ <3645> (東マ)は17.4%ストップ高。

  本日、新規上場の横田製作所 <6248> (JQS)は買い気配のまま売買が成立せず好人気。前引けは公開価格720円の70%高になる1224円で買い気配。業務用ポンプ・バルブなどを製造し、今期・2014年3月期の業績予想(単体)は、売上高が前期比0.6%増の17億4000万円、営業利益は同4.9%増の3億100万円、純利益は同7.4%増の1億8300万円。1株利益は104円89銭。業績の伸びは高くないものの、公開価格のPERは6倍台。

  東証1部の値上がり率1位は芦森工業 <3526> の11.6%高、2位はダントーホールディングス <5337> の9.8%高となり時々特段の材料もなく動意づくとされて9.8%高、3位は東都水産 <8038> の4.9%高となりPBR0.6倍の割安さが言われ仕手色強く6月初に急伸したため思惑あり戻り高値、4位はデンヨー <6517> の3.9%高となり同様にPBR0.7倍の割安さが言われ出直り継続となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】日創プロは業績再々々上方修正に新工場用地取得がオンして急反発(2013/06/12)
【編集長の視点】ブロードメディアは急反落もクラウドゲーム機発売接近で異次元のゲーム株人気再燃(2013/06/11)

関連記事

最新記事