【銘柄フラッシュ】タカラバイオが一段高となりコメ兵やトレジャー・ファクトリー急伸

2013年6月10日 16:42

 10日後場は、トヨタ自動車 <7203> が前引けの7.1%高から大引けは8.6%高の一段高となり、新日本製鐵 <5401> も4.6%高から7.1%高と一段高。キヤノン <7751> も2.5%高から一段上げて3.1%高。

 13時過ぎに月次動向を発表したコメ兵 <2780> (東2)は急伸し22.7%ストップ高、同じくトレジャー・ファクトリー <3093> (東マ)も急動意となって7.4%高。前週後半にブラック企業の週刊誌報道があったワタミ <7522> (東1)も4.9%高となり出直り急。日経平均は636円67銭高は1万3514円20銭の高値引けとなり、上げ幅では今年最大。

 新興市場も活気を取り戻し、タカラバイオ <4974> (東マ)が22.0%ストップ高、コスモ・バイオ <3386> (JQS)も17.2%ストップ高。ガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> (JQS)は15.5%ストップ高の急反発。日本マクドナルドホールディングス <2702> (JQS)は5.1%高の急反発。

 三菱地所 <8802> は2.6%高、住友不動産 <8830> も2.2%高など、不動産株が前場に続いて軒並み高。本日から日銀の金融政策決定会合が11日にかけて予定され、長期金利の安定化などに期待が継続。建設株も軒並み高くなり、大手ゼネコンにとどまらず一建設 <3268> (JQS)は9.9%高。

 東証1部の値上がり率1位はテイクアンドギヴ・ニーズ <4331> の24.0%ストップ高となり挙式費用上昇期待などが言われて前場の2位21.0%高から一段高、2位には金型試作のアーク <7873> が入り3Dプリンター関連との見方あるものの再建中で時々急動意となる傾向ありと思惑台頭。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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