【銘柄フラッシュ】ゴールドクレストやパシフィックネットが急伸し東京電力も高い

2013年6月7日 16:35

  7日後場は、東京電力 <9501> が円高による燃料コスト減の期待などから買い戻しを強めて一段上値を試す動きとなり、売買代金、出来高とも1位の活況で8.4%高。三井不動産 <8801> は4.7%高、東急リバブル <8879> は5.8%高など、不動産株が長期金利の低下を好感して軒並み堅調。マンションのゴールドクレスト <8871> は11.8%高で東証1部の値上がり率1位。ジャックス <8584> の4.3%高など、その他金融株も総じて堅調。半面、自動車株は全体に持ち直したものの戻しきれず軟調。

  ソフトバンク <9984> は携帯電話の5月の純増数トップと伝えられたほか、日経平均がと相関度が強く、日経平均が13時頃の356円安から急反騰に転じて14時30分過ぎの一時202円高まで上げる相場に乗って堅調転換し一時30円高。しかし大引けは60円安。 やはり相関度の高いファーストリテイリング <9983> は日経平均の下げに反応薄だったものの急反騰には連動し5.6%高。

  東証マザーズ指数は11.5%安となり、昨日の13%安に続き大幅続落。日経JQSDAQ平均も5.3%安となり、昨日の5%安に続き大幅続落。マザーズ市場の値上がり銘柄数は186銘柄中12銘柄(前引けは4銘柄)。中でパシフィックネット <3021> (東マ)は5月決算への期待が言われて一時ストップ高の後14.0%高。

  東証1部の値上がり率1位はゴールドクレスト <8871> の11.8%高となり前引けの4位6.2%高から一段高、2位には不動産ファンド運営のケネディクス <4321> となり後場8.7%高の一段高となって急反発、3位は、東京電力 <9501> の8.4%高。富士急行 <9010> は富士山への「弾丸登山」自粛ムードが好材料とされて5位の7.9%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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