ヤマダ電機が中国の天津店閉鎖へ、南京店に続き販売不振で

2013年6月7日 13:25

 ヤマダ電機は6日、中国の「ヤマダ電機天津店」を2013年6月30日をもって閉鎖すると発表した。2011年6月10日の開店からわずか約2年での撤退となる。

 ヤマダ電機は、同じく中国において営業を行ってきた「ヤマダ電機南京店」を今年5月31日をもって閉鎖しており、中国事業からの撤退が相次いでいる。

 今回の天津店閉鎖の理由について、ヤマダ電機は、「中国国内における家電市場環境の変化に加え、サプライチェーン(商流・物流)の構築が十分にできなかったことによる販売不振等があげられる」としている。閉店後の事業方針については、事業の再構築を模索しているところであり、他社との資本業務提携または店舗譲渡及び転貸等を検討しているという。

 なお、「ヤマダ電機瀋陽店」については、さらなる発展に努め、引き続き営業を継続していく方針。

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