【銘柄フラッシュ】東京計器やエイチームが急伸しオーイズミなど成長戦略期待株は急落

2013年6月5日 16:11

  5日後場は、昼過ぎに安倍首相の成長戦略第3弾の発表が伝えられ、原発に言及がなかったとされて東京電力 <9501> が16.3%ストップ安。

  カジノ特区などの期待があったオーイズミ <6428> は一転、急反落となり19.9%安、大成建設 <1801> は1.6%安となり、三井不動産 <8801> も4.0%安。ただ、材料株の中には一段と活況高になるものもあり、東京計器 <7721> は仏オランド大統領の来日による防衛装備の共同開発期待などがあり32.4%高。ケンコーコム <3325> (東マ)は医薬品のネット販売解禁を材料に18.8%ストップ高を継続。

  新興市場は選別色が強まりながらも材料株の活況相場が続き、オルトプラス <3672> (東マ)は新ゲームが人気とされて15.5%ストップ高、フランチャイズチェーン店を多業態展開するフジタコーポレーション <3370> (JQS)は20.3%ストップ高。

  東証1部の値上がり率上位は東京計器 <7721> の32.4%高、2位はエイチーム <3662> となり新作ゲーム好調などが言われて19.3%ストップ高、3位は日本カーバイド工業 <4064> の17.7%ストップ高となり今期業績急回復の期待などを手掛かりに一部仕手筋が参入とかで出直り急となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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