4Kテレビ、ソニーなどの日本勢と韓国勢の対立が鮮明に

2013年6月5日 10:53


*10:53JST 4Kテレビ、ソニーなどの日本勢と韓国勢の対立が鮮明に
現在のテレビ市場で占有率の高い「フルハイビジョン」の4倍の解像度を持つ「4K」液晶テレビ部門で、日韓メーカーによる対立の構図が明らかとなった。

LG電子は韓国で6月3日から15日まで、65型や55型の予約販売を実施。価格は、それぞれ1090万ウォン(約97万円)、740万ウォンとなっている。また、サムスン電子は同1日から30日まで予約を受け付け、65型は890万ウォン、55型は640万ウォンで販売する。

一方、両社よりいち早く65型や55型を披露し、今月1日から日本国内で発売しているソニー<6758>は、オープン価格で、それぞれ75万円前後、50万円前後を設定。このほか、シャープ<6753>や東芝<6502>も6月からの国内投入を予定している。

なお、市場調査会社のディスプレイサーチによると、2014年の4K市場は今年の4倍以上で、65型以下の割合は95%にのぼるという。各メーカーのグローバル展開で激しい競争が予想される中、今後、どちらに軍配が上がるか注目が集まる。

《SS》

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