サムスン電子、3.7型フルタッチ液晶搭載ミラーレス一眼カメラ「NX2000」を発売
2013年5月31日 21:09
サムスン電子は30日、これまで発売してきたデジタル一眼レフカメラとミラーレスカメラの中で最大となる3.7インチ(93.8mm)ディスプレイとフルタッチ機能を搭載した、ミラーレススマートカメラ「NX2000」を韓国内で発売することを明らかにした。
同製品は、録画/ホーム/プレイバック機能の3ボタンが排除され、背面全体が大画面のフルタッチディスプレイになっているため、ユーザーはタッチのみで簡単にカメラを操作することができる。
カメラ機能も強化されており、2,030万画素のAPS-Cサイズイメージセンサー、高画質イメージの撮影を可能とするDRIMeⅣ DSPチップ、毎秒8コマ連写、暗い場所での撮影に対応したISO 25600、プロクラスの撮影モードをサポートする「スマートモード」など、多様な先端カメラ機能が搭載されている。
また、NFC、Wi-Fiなどを支援しており、スマートフォン、タブレット端末へのスムーズなイメージ送信が可能。特に、写真撮影と同時にイメージをモバイル機器へ送信する「オートシェア」機能で、簡単に写真を共有することができる。
この他にも、10種類以上のサムスンレンズが使用でき、「オートシェア」「ソーシャル共有」「電子メール」など、ユーザーが主に使う機能をショートカットに指定し、1回の操作で実行することができる「ダイレクトリンク」ボタン機能も搭載されている。
また、コンパクトスタイルなデザインと、重量228g、横11.9cm / 縦6.45cm / 厚さ3.57cmという軽量化で携帯性を追求。カラーはホワイトとブラックの2色で発売される。価格は74万9,000ウォン(20-50mmレンズ含む)。
サムスン電子関係者は声明で、「NX2000は、“レンズ交換タイプのカメラには慣れていないが素敵な写真を撮りたい”と願う初・中級者たちのためのミラーレススマートカメラだ」「今後も消費者のニーズを反映した多様なカメラを発売していくつもりだ」とコメントしている。