FSF、「フリーなJavaScript」に向けたキャンペーンをスタート

2013年5月31日 13:54

あるAnonymous Coward 曰く、 Free Software Foundation(FSF)が、「フリーなJavaScript」に向けたキャンペーン「Take acton for free JavaScript」を開始した(本家/.)。

 このキャンペーンは、Web上ではフリーなライセンスではないJavaScriptコードが多く公開されているということを受けてのもの。JavaScriptコードの多くは簡単にソースコードを入手・閲覧できるが、ライセンスが明示されていない/非フリーのライセンスである場合、そのコードを流用したり、一部を利用したり、改変して再利用すると著作権的な問題が発生する可能性がある。そこで、このような「非フリー」なJavaScriptコードを利用しているサイトに対してプレッシャーを与えようというものらしい。

 キャンペーンではまず米政府によって運営されているRegulation.govをターゲットとしている。このサイトは政府による規制に対するパブリックコメントを集めるサイトだが、FSFによるとこのサイトでは非フリーなJavaScriptが使われており、市民に対しその自由を制限することを強いているとのこと。

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