【銘柄フラッシュ】アンドールや小森コーポレーションが急伸し不動産株は反発
2013年5月31日 12:38
31日前場は、総務省が朝発表した4月の全国消費者物価指数が0.4%減(生鮮食品を除く、前年同月比)となったため、金利上昇懸念が後退し、住友不動産 <8830> が3.1%高、三菱倉庫 <9301> が2.3%高など、不動産・含み資産株が堅調。自動車株は朝方に軒並み反発したものの、円安基調の鈍化とともにダレ模様となり、トヨタ自動車 <7203> は0.3%安。材料株物色は引き続き活発で、仕手色のある丸栄 <8245> 13.7%高となり連日高値。アンドール <4640> (JQS)は「3Dプリンター」関連とされて18.2%ストップ高。
小野薬品工業 <4528> (大1)は主市場・大証で朝方4.0%高と高値を更新したものの、前引けは1.1%安。このところは、ディフェンシブ性のある薬品株で東京市場が冴えないときの北浜銘柄とされて人気化し、朝方は日経平均の反発に信頼感がなかった様子だが、前引けには信頼感が回復した格好。
東証1部の値上がり率1位は丸栄 <8245> の13.7%高、2位は小森コーポレーション <6349> の11.0%高となりPBR低く為替前提が固すぎるとされて急反発、3位は沖縄電力 <9511> の9.4%高となりLNG(液化天然ガス)の日本向けスポット市況の下落を好感、4位は東京製綱 <5981> の9.4%高となり仕手色強く太陽光発電パネル製造に関連とされて出直り急となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【株式評論家の視点】ウォーターダイレクトは水質にこだわり、高い成長を続ける(2013/05/30)
・【アナリストの眼】ワールドインテック株価は下値固める、下期に物流分野等で大型案件寄与で今12月期は51%増益(2013/05/31)