ベネッセと日本郵便が業務提携、手紙文化の振興など促進

2013年5月30日 19:45

 ベネッセコーポレーションと日本郵便は30日、共同での手紙文化の振興、世代間交流の促進等を目的とした業務提携に関する契約を締結したと発表した。

 日本郵便は、全国385万人の会員ネットワークや教育的な知見を持つベネッセと連携することで、子どもたちに手紙文化の浸透を図り、「手紙を書く機会を増やす」ことを目指す。ベネッセは、全国約24,000ヵ所の郵便局ネットワークを持つ日本郵便と連携することで、「手紙」「コミュニケーション」に関する教育コンテンツを強化することを目指す。また、今後、郵便局ネットワークを活用したビジネス展開も検討していく。

 具体的内容として、親子を対象に「手紙を通じて人に気持ちを伝える大切さ」を感じてもらうための活動を、両社の共同イベントや切手・はがきを用いた教材セットの展開により行う。「こどもちゃれんじ」しまじろうの誕生25周年を記念した絵入りはがきの販売や、多摩市で実施の親子イベントでの活動のほか、共同企画した子ども向け教材の展開などを予定している。

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