【銘柄フラッシュ】サンフロンティア不動産が急伸し電力株は軒並み活況高
2013年5月29日 17:30
29日後場は、サンフロンティア不動産 <8934> が一段高となり17.2%ストップ高、再生医療関連のジャパン・ティッシュ・エンジニアリング <7774> (JQG)も一段高となり17.7%ストップ高など、軽量の値幅妙味株が個別に活況高。半面、トヨタ自動車 <7203> は大引け0.2%安など、輸出関連の主力株には値を消す銘柄が増加。日経平均と相関性の強いファーストリテイリング <9983> は2.0%安。
東北電力 <9506> が21.5%高、九州電力 <9508> は16.2%高、東京電力 <9501> は売買代金トップで8.7%高など、電力株が原発の再稼働申請などへの期待から全面高。日本の原発に北鮮がテロを計画との一部報道があったようで帝国繊維 <3302> は8.6%高。
コロナウイルスを材料に防毒マスクの重松製作所 <7980> (JQS)が16.7%ストップ高、興研 <7963> (JQS)は15.8%高。タカラバイオ <4974> (東マ)も急反騰。
東証1部の値上がり率1位は前引けに続いて名古屋地盤の百貨店・丸栄 <8245> となり値動きの軽さに値幅狙いの資金が注目とされて一段高となり42.4%ストップ高、2位も前場に続き群栄化学工業 <4229> となり国家プロジェクトの「3Dプリンター」開発に関する文書で社名が例示されているとかで急伸、3位にはコープケミカル <4003> の23.3%高が入り時々急伸するため思惑買いが集まり戻り高値、4位はサンフロンティア不動産 <8934> となり動き出せば結構大相場になるとされて17.2%ストップ高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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