サムスン、85型UHDなどのスマートTVを香港クリスティーズオークション会場で展示

2013年5月27日 17:52

 サムスン電子のプレミアムTVが、アジア最大の芸術品オークション会場で芸術愛好家の注目を浴びた。

 サムスン電子は、22日から24日まで香港で開催されたクリスティーズオークション(HongKong Christie's Spring Sale)で最高級85型UHD(Ultra High Definition)TVと75インチLED TVなど主要なプレミアム製品群を使用してオークションに出品された世紀の芸術品を紹介した。

 香港クリスティーズオークションは、春と秋の年2回開催されるアジア最大の芸術品オークションのイベントだ。イギリスのクリスティーズ社が主管しており、一般の人々が通常見ることのできない最高価格、最高水準の芸術品が展示、取引されるため、アジアや中東を含む世界中の芸術品愛好家から大きな関心が寄せられている。

 サムスン電子は、今回のオークションに85型UHD TV6台をVIPルームやフォーラムルームなど展示場の主なスペースに配置し、また75型LED TV 4台と55型LED TV4台も会場の至る所に設置し、作品や展示物の紹介映像を上映して芸術と技術の融合を披露した。

 会場を訪れた芸術愛好家らは、オークションに出品された芸術作品以外にサムスン電子の85型UHD TVにも高い関心を寄せていた。

 85型UHD TVは、既存のフルHDより4倍高画質になり、大きなフレーム内に画面が浮き上がって見える革新的な“Timeless Gallery” (タイムレスギャラリー)というデザインが特徴。また、1つのケーブルですべての機器をつなぐことのできる“One Connect”というすっきりとした“Clean Back”(クリーンバック)デザインに注目が集まり、機能性とデザイン性が完璧に融合したTVの芸術品であると評価された。

 今回の香港オークション会場での製品の展示は、今年初めからのサムスン電子と香港クリスティーズ社側との密接な協調関係により成立したのだが、サムスン電子は実物のように見えるUHD TVの画面を提供することにより、最高の画質と芸術作品を組み合わせた新しい概念の文化マーケティングを披露した。

 クリスティーズ香港の主席副社長兼アジア美術担当のエリック・チャン氏は、「世界中の有名芸術品とサムスン電子のTVが合わさり、過去と現在、芸術と技術が融合する素晴らしいイベントになった」と語った。

 サムスン電子香港法人長兼常務のイ・チョルヨン氏も、「香港に集まった世界各地のVIPにサムスンの最高級TVを披露する意義深い場であり、今後のクリスティーズオークションにも継続的に協力する」と明らかにした。

 クリスティーズ社は、1766年にロンドンでジェームズ・クリスティーが設立したオークション会社で、1970年代から美術専門オークション会社を掲げた美術品オークション業界の元祖。現在ロンドンとニューヨークを拠点に約90の支店を持っている。(翻訳:萩庭雅美)

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