【銘柄フラッシュ】免疫生物研究所やコスモバイオが急伸し乃村工藝社も動意が急
2013年5月27日 17:21
27日後場は、日経平均が1万4200円(約412円安)の水準で一進一退となる中、ニプロ <8086> がバイオ材料株物色に乗って19.4%高と戻り高値に進んだまま強く、テイクアンドギヴ・ニーズ <4331> も宮崎の老舗ホテルとの業務提携の発表を好感して9.6%高と急反発のまま推移。カカクコム <2371> が昼過ぎにプレミアム会員20万人突破の発表を好感して上値を追い1.6%高、ディー・エヌ・エー <2432> が4.6%高となるなど交流ゲーム関連株が強く、オルトプラス <3672> (東マ)も高6.4%高。
免疫生物研究所 <4570> (JQG)はヒト成人T細胞に関する新薬候補と新規バイオマーカーに関する特許の2発表を好感して後場急騰となり23.1%ストップ高。コスモバイオ <3386> (JQS)はJASDAQ市場に6月上場決定のリプロセル社に出資と伝えられ20.0%ストップ高。
カカクコム <2371> は昼過ぎにプレミアム会員20万人突破と発表したことが好感されて一段上値を追い1.6%高。同様に人気サイトを持つクックパッド <2193> にも連想が広がったようで5.3%高。
東証1部の値上がり率1位は前引けと同じくニプロ <8086> となり19.4%高、2位も前場と同じアイロムホールディングス <2372> となり治験支援などでバイオ材料株との見方があり16.3%ストップ高、3位にはフルキャストホールディングス <4848> の12.3%高が入り6月末に1対100の株式分割を行なうとの発表が好感されて1週間ぶり高値、3位は乃村工藝社 <9716> の9.9%高となり美術展などの活発化に期待とされて急反発の9.9%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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