宇宙から見たパブロフ火山の噴火
2013年5月27日 13:15
アメリカ航空宇宙局(NASA)は5月24日、国際宇宙ステーション(ISS)から撮影したアラスカ州南部のパブロフ火山の噴火の様子を収めている写真を公開した。
この写真は5月18日、ISSに滞在している第36次長期滞在クルーが撮影したもので、火山から吹き上げる噴煙がよく分かる。ISSはこの時、パブロフ火山から南東約760キロメートル 離れていた。
パブロフ火山は標高約2500メートルの火山で、アメリカのアラスカ半島南部に位置している。今回の噴火活動は5月13日に始まり、19日には火山灰が上空6000メートルまで到達し、航空機の運航に一部影響が出ていた。
写真=NASA。
■Pavlof Volcano From Station
http://www.nasa.gov/multimedia/imagegallery/image_feature_2515.html
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