【銘柄フラッシュ】ニプロやアイロムホールディングスが急伸し三菱地所も高い

2013年5月27日 12:39

 27日前場は、週末の米シカゴ市場で日経平均の先物が一時500円以上の急落とされ、   日経平均は一時585円03銭安の1万4027円42銭まで下落。米国景気に敏感な富士重工業 <7270> が6.0%安、ソニー <6758> は4.5%安。ただ、材料株は個別に強く、救難飛行艇の輸出が伝えられた新明和工業 <7224> は9.6%高、宮崎県の大手観光ホテルとの提携が伝えられたテイクアンドギヴ・ニーズ <4331> は8.9%高。

  不動産株は総じて強く、三菱地所 <8802> は1.2%高、東京建物 <8804> も1.2%高。高値をつけたのが5月初旬のため、調整が先行していたとの見方。

  東証1部の値上がり率1位はニプロ <8086> の17.8%高となり材料株への資金シフトや出資先の株式上場観測などが言われ戻り高値、2位はアイロムホールディングス <2372> の16.3%ストップ高となり治験支援などでバイオ材料株との見方で出直り急、3位は新明和工業 <7224> の9.6%高だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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