『九家の書』イ・スンギ、Miss Aスジら、主役たちの台本の中見を公開!

2013年5月20日 21:42

 MBCドラマ『九家の書』のイ・スンギ、スジ、チョ・ソンハ、ユ・ヨンソクの並々ならぬ情熱が伝わってくる台本が電撃公開された。

 イ・スンギ、スジ、チョ・ソンハ、ユ・ヨンソクは、同ドラマでそれぞれ半人半獣チェ・ガンチ、無形刀館の教官タム・ヨウル、無形刀館館長タム・ピョンジュン、百年客館館長の息子パク・テソを熱演中。

 今回は、この4人の台本の中見が公開されて目を引いている。4人は常にこの台本を持ち歩いていて、そこには、それぞれのキャラクターに対する並々ならぬ愛情と情熱が表れている。

 イ・スンギは、自分の台詞が書いてあるところ全てにポストイットを貼ったり、色鉛筆で下線を引いたりと、“優等生スタイル”で台本をまとめている。台本に書かれていない感情は、ボールペンで自ら書き足しているのが見て取れる。

 一方のスジは、大きく“ス”という文字を書いた自分の台本を常に肌身離さず持ち歩いていて、自分の登場部分の全てに鉛筆で丸く印を付けたり、台詞の隣に“^_^”と書いて感情表現をチェックしている。また、“手の甲を当てる”と表記してある部分には、“どこ?”と書いて小さなところまで逃さない繊細さを見せている。

 ベテラン俳優チョ・ソンハの台本は、表紙から違う。“チョ・ソンハ”というサインの隣に“ヨウルが死ぬかもしれない!!”と書かれているのだ。これは、台本を見る度に、劇中の感情を確認することができるようにと彼自らが書いたものだそう。

 ユ・ヨンソクは、台本を細かく几帳面に分析する“分析派”スタイルを証明した。自分の台詞全てに赤のボールペンで印を付けたり、息継ぎをするところに“/”のマークを細かく入れたりと、研究に研究を重ねている様子が伺える。彼の演技の成功の秘訣は、このような努力の結果にあるといえだろう。

 制作会社のパク・テヨン制作総括PDは、「俳優たちは、皆常に台詞を分析しながらそれぞれの役に愛情を注いでいる。彼らの一生懸命さが、このようなレベルの高い作品を作り上げているのだと思う」と伝えた。

 なお、前回第12話では、イ・スンギの熱い涙がユ・ドングンとユ・ヨンソクをも涙させ、お茶の間に感動を伝えた。イ・スンギは、「こんな中途半端な人間ではなく、ちゃんとした人間になりたいです」という言葉とともに子供のようにワンワン泣き叫び、ユ・ドングンを貰い泣きさせた。

 また、イ・スンギのリアルな涙は自分を殺そうとしたユ・ヨンソクの心まで動かし、イ・ソンジェがかけた催眠術まで解くという驚きの力を発揮した。果たして、今後どのようなストーリー展開が待っているのか、視聴者の関心はますます高まっている。(翻訳:宮本りさ)

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