ボッテガ・ヴェネタ上海イフェン・ギャラリア店で「Facing Faces」展を開催中

2013年5月18日 13:00

ボッテガ・ヴェネタの中国 上海イフェン・ギャラリア店では、2013年6月まで2階ギャラリースペースにて「Facing Faces」展を開催、中国の有望な若手アーティスト達の作品を披露する。



同店のギャラリーではこれまで、中国の壊れ行く歴史的遺産に目を向けた「Damaged Heritage」展、「物は語る」というコンセプトの「Talking Objects」展と、2つの展覧会を開催している。
第3弾となる今回は、次世代アーティストの養成や文化の保護と意識の向上というボッテガ・ヴェネタの取り組みを融合させ、中国の有望な若手デザイナーやフォトグラファーの作品が展示されている。また、ポートレートの持つ役割や、芸術性の人間性や社会・歴史への影響、人間のアイデンティティや相互理解に関する問題にも言及した展覧会となっている。





同展覧会の目玉は、世界的な画家、張恩利の作品でモデルの頭部を頭の上から描いた「Untitled」など、ユニークな視角を用いた作品のほか、世代間・男女間の壁を壊そうとする葉甫納、ミニマリスティックな磁器を用いる劉建華、湿板写真の技術を使いクラシカルな美しさと現代性を融合させる邸晋軍、文化的遺産に焦点を当てる魏壁などの作品が展開されている。

ボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ・ディレクター、トーマス・マイヤーは「ボッテガ・ヴェネタのブランド哲学とお客様の関心を一つに結び付ける新しい形であり、これまでの成果にとても満足しています」とコメント。
また、今回の「Facing Faces」展について、ボッテガ・ヴェネタの社長兼CEO、マルコ・ビッザーリは「ブティックを訪れながら、展覧会で作品を鑑賞することで将来有望なアーティストたちを支援する機会を作れば、お客様はそれを自然に受け入れて下さるだろうと確信していました」とコメントしている。


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