Larry Page氏、声帯麻痺を患っていることを公表

2013年5月17日 16:28

danceman 曰く、 GoogleのCEO、Larry Page氏は昨年の夏、原因不明の発声障害のため株主総会とI/Oを欠席したが、声帯麻痺を患っていることを昨日、Google+で公表した(本家/.Bloomberg Businessweek記事)。

 氏のブログ記事によれば、左右両方の声帯が部分的に麻痺しており「非常にまれな症状」であるとのこと。最初に発症したのが14年前で、酷い風邪をひいた後に声がかすれるようになり、風邪が治った後も声が戻らなかったので医者に診てもらったところ左側の声帯が部分的に麻痺していたのだそうだ。だが検査後も原因を特定することはできなかった。そして再び昨年の夏、風邪をひいた後に声がかすれるようになったが、今度は右側の声帯の動きが悪くなってしまったのだという。そして検査してもやはり原因を特定できなかったとのこと。

 Page氏はボストンのVoice Health Institute(VHI)財団を通じて、声帯の動きを調節する神経の研究プログラムに寄付を行っており、その金額は2000万ドルを超すとのこと。そしてまだデータの少ない声帯麻痺の症例を集めるため、VHIのホームページ上にアンケートの実施を開始した。

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