INFINITEエル、フォトエッセイ『L’s Bravo Viewtiful』 ベストセラーの理由は?
2013年5月17日 16:19
INFINITEエルのフォトエッセイ『L’s Bravo Viewtiful』が人気を呼び、韓国の出版業界に新風を吹き込んでいる。
すでに予約チャート上位を席巻し、期待感を高めていたエルのフォトエッセイ『L’s Bravo Viewtifulは、5月15日の出版と同時にベストセラーとなり、人気を実感させた。
『L’s Bravo Viewtifulは、華やかなステージ上の歌手としてのエルではなく、20代前半なら誰でも経験する日常の小さな幸せや悩み、複雑な感情などを写真と文章で収めており、好評を博している。
これまでアイドル歌手の出版といえば、華やかな日常を収めた写真集や、自身の成功記を書き上げた自己啓発書だったが、今回のエルのフォトエッセイは、自ら写真を撮り淡々と文章をしたためているという点で出版業界に新たな流れを作ったと評価されている。
実際に読者からは、「テレビで見るエルとは違ってキム・ミョンス(本名)の真の姿を間近に感じられる」「本を見ると、エルも確かに20代の若者だね!」「きれいな写真とエルの率直な話!かなり面白い!」とこれまで知らなかったエルの意外な姿にSNSを通じて熱い反響が寄せられている。
人気のもうひとつの理由は、ファンのサポートによるものと思われる。INFINITEのファンは、エルのフォトエッセイの広報のために、自発的に出版日に合わせてソウルの4つの路線の7台のバスに広告を飾り、エルを驚かせた。
所属事務所側は、「ファンによるバス広告を見て、エルが感謝の気持ちを伝えたいと言っている。本に収められている写真はすべてエルが自ら撮り、文章を書き上げたので、本への愛着が大きい。どのような方法であれ、彼は感謝の気持ちを伝えるだろう」と語った。
エルは、本の出版と同時にフォトエッセイのホームページ(www.bravoviewtiful.com)をオープンした。特別な広報をしなくても、ファンによるSNSの宣伝だけでインターネット上で連日話題になっている。
エルのフォトエッセイ『L’s Bravo Viewtiful』は、20代の共感とファンのバックアップにより、人気が継続すると思われる。(翻訳:萩庭雅美)