ソニーのサイバーショット「DSC-RX1」がカメラグランプリ2013「大賞」を受賞

2013年5月15日 22:31

 ソニーは15日、同社のデジタルスチルカメラ“サイバーショット”「DSC-RX1」が、カメラグランプリ2013「大賞」を受賞したと発表した。

 カメラグランプリは、写真・カメラ関連各誌の集まりであるカメラ記者クラブ(1963年9月発足)が主催する権威ある賞。その中で「大賞」は、1年間に日本国内で新発売されたスチルカメラの中から最も優れたカメラ1機種が選定されるもの。

 「DSC-RX1」は、自社開発の35mmフルサイズ有効約2430万画素“Exmor(エクスモア)”CMOSイメージセンサーを世界で初めてコンパクトデジタルスチルカメラに搭載し、高い解像感や広ダイナミックレンジ、さらに高感度・低ノイズ性能を実現。

 この大型のイメージセンサーの性能を最大限に引き出すため、本機にはカールツァイス「ゾナーT*」35mm F2の大口径単焦点レンズと、高速・高画質処理を可能にする最適化した画像処理エンジン“BIONZ(ビオンズ)”を搭載。画像の周辺部までも忠実に解像する優れた画質とISO100-25600の幅広い感度を可能にし、デジタル一眼レフカメラのハイエンド機にも匹敵する高画質な撮影を可能にしながらも手のひらに収まる小型ボディを実現した。

 カメラグランプリ2013「大賞」の選考理由として、カメラグランプリ2013実行委員会は、「35mm判フルサイズセンサーと専用設計されたカールツァイス『ゾナーT*』35mm F2 単焦点レンズの組み合わせがもたらす高品位な画像と、ソニーらしい大胆かつ先鋭的な商品性、加えて『35mm判フルサイズと高級コンパクトの1年』を象徴する存在として鮮烈な記憶に残るカメラであることを評価し、『カメラグランプリ2013 大賞』に決定した」とコメントしている。

 また、「DSC-RX1」は、世界的に権威のある、欧州における写真・映像関連の賞「TIPAアワード2013」にてベストプレミアムカメラ(BEST PREMIUM CAMERA)を受賞するなど、海外においても高い評価を得ている。

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