【今日の言葉】3月期決算は預貯金から投資を後押し

2013年5月13日 09:15

  『3月期決算は預貯金から投資を後押し』=3月期決算の発表は今週でピークを過ぎる。注目の2014年3月期は経常利益において20%超の増益(2013年3月期は推定10%超の増益)が見込まれているようだ。

  言うまでもなく、「円安効果」と、「アベノミクス効果」による。なかでも円安効果の大きい製造業型企業の利益がリーマンショック前の2008年水準に比べほぼ8合目であるのに対し、アベノミクス効果の内需型企業においてはリーマンショック水準に肩を並べるほどという。輸出で牽引して内需に繋げるという狙いが、予想より早く進んでいるようだ。

  それを裏付けるように、マーケットではこのところ年初来高値更新銘柄には内需型銘柄に多くみられる。消費など内需関連銘柄は個人投資家には身近で分かりやすいプラス効果がある。個人投資家の預貯金から投資への流れがいっそう活発となりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】ラクオリア創薬は内外の相次ぐ物質特許査定でバイオ株人気を高め最高値も射程(2009/05/07)
【株式評論家の視点】Jトラストは様変わりの収益拡大期を迎える、5月14日の決算に注目(2009/05/07)

関連記事

最新記事