氷河期から使われていた単語
2013年5月12日 15:56
ユーラシアからアラスカまでの各言語で共通の起源を持つ同根語は、氷河期の終わりごろから使われていた可能性があるそうだ(論文アブストラクト、Science NOWの記事、本家/.)。
使用頻度の低い語彙は異なる語彙に置き換わる可能性が高いのに対し、使用頻度の高い語彙は世代を超えて使われ続ける。特によく使われる語彙の場合、1~2万年も変化せずに残る可能性があるという。研究ではアルタイ、チュクチ・カムチャツカ、ドラヴィダ、エスキモー(イヌイット・ユピック)、インド・ヨーロッパ、カルトヴェリ、ウラルの7言語グループで共通の起源を持つ言葉を調べたという。その結果、「thou」は7つすべての言語グループ、「I」も6つの言語グループに同根語があったのこと。4つ以上の言語グループで同根語が見つかったのは、合計23種類だったという。これらの同根語が置き換えられる確率からみて、およそ14,500年前から同様の形であったと考えられるとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | サイエンス
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