テレビゲームで脳の衰退を防ぐ

2013年5月9日 08:00

あるAnonymous Coward 曰く、 米オンライン科学誌「PLOS ONE」に、「テレビゲームをすることで脳の機能の衰退を防いだり回復させたりすることが可能」という旨の論文が掲載されたらしい(AFPBBNEWS掲載された論文)。

 論文によると、健康な被験者681人を集め、4つのグループに分けて実験を行ったという。4グループのうちの1つには電子版のクロスワードパズルを、その他の3グループには車や道路標識の種類を覚え、次の画面で表示される選択肢の中からこの2つを当てるRoad Tourというテレビゲームをプレイさせた。その結果、Road Tourを続けた被験者はクロスワードパズルをした被験者に比べ、集中力の他、すばやさ、情報処理速度においても高いスコアを示し、認知能力は1.5歳から7歳近く若返っていたという。研究チームのウォリンスキー教授は「これは『使わなければ、失われてしまう』ということだ」としている

 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | サイエンス | ゲーム

 関連ストーリー:
モバイル端末によって奪われる創造力 2013年04月03日
学習は脳にDNAレベルでのダメージを与える 2013年04月03日
天才と精神障害との間には関係がある 2012年06月06日

 

関連記事

最新記事