『九家の書』第9話 イ・スンギ、スジの正体に気付きショック!

2013年5月8日 19:21

 MBCドラマ『九家の書』では、イ・スンギが“スジが女性”であることに気付き、ショックを受ける姿が描かれた。

 6日に放送された第9話は、視聴率18%(ニールセンコリア、首都圏基準)を記録、8話続けて同時間帯視聴率1位を獲得した。

 劇中チェ・ガンチ(イ・スンギ)は、チョ・グァンウン(イ・ソンジェ)の罠にかかったパク・テソ(ユ・ヨンソク)に刺され危機に陥ったが、命をかけてガンチの腕から数珠を抜き取ったヨウル(ペ・スジ)のおかげで一命を取り留めた。気を取り戻したガンチは、空腹を訴え台所をうろうろしていた。

 ちょうどその時ピョンジュン(チョ・ソンハ)は、ヨウル、テソ、コン(ソンジュン)と、パク・ムソル(オム・ヒョソブ)が死ぬ前にイ・スンシン(ユ・ドングン)に軍資金として渡そうとしていた銀5千両を取り出すための計画を立てていた。

 イ・スンシンの手に渡るべき資金が、チョ・グァンウンが占領している百年客館の秘密の倉庫に隠してあって、そこに入ることのできるドアは、部屋に掛けられた掛け軸のみだということが分かった。

 ピョンジュンは、箒を利用しようというイ・スンシンの知略を受け入れ泥匠を包摂、ヨウルとコンに侵入させた。しかしそこには既にガンチがいたのだ。ヨウルはピョンジュンの指示も受けずに“作戦”に参加してきたガンチに戻れとせき立てたが、ヨウルが冷や汗をかいているのを見たガンチは、彼女のおでこを触るなどして心配する姿を見せた。

 しかし、ガンチの行動にかっとなったコンがガンチの胸ぐらを掴んだ時、チョ・グァンウンの手下ソ・ブグァン(ユン・ジュマン)が確認したいことがあると言って入って来た。ニジャンとコンが時間を稼いでいる間にガンチとヨウルは掛け軸の裏の秘密金庫に身を隠した。そして、掛け軸が傷ついてしまうかもしれないから取れと指示するソ・ブグァンの言葉を聞いたガンチとヨウルは、ハラハラしながら秘密金庫の中のより深い所に入るため、体を傾けた。

しかし、ヨウルが足を滑らせ倒れかけたところを、ガンチが危機一髪で支え、腰を抱きしめる形となった。ガンチはかろうじてヨウルを助けたが、彼の手が触れたところはヨウルの胸だった。ヨウルが男だとばかり思っていたガンチはうろたえた。これまでタム君と呼んできたヨウルが女である事実に驚くガンチと困惑しているヨウルの姿が繰り広げられ、二人の関係の変化を予感させた。

 視聴者らは、「あのシーンには、ガンチやヨウルより視聴者が一番驚いたのでは!?え~ん・・・」「ただでさえ、二人が隠れているシーンということでハラハラしていたのに、その次のシーンで更に驚かされた!」「九家の書、面白過ぎる!」「ラブモードスタート!?明日も楽しみ!」などの反応を示した。

 一方、第9話では、チョ・グァンウン(イ・ソンジェ)がパク・チョンジョ(イ・ユビ)に対する絶え間ない貪欲をあらわし、視聴者を驚愕させた。春華館に泊まることになったチョ・グァンウンは、雑巾がけをしているパク・チョンジョをいやらしい目つきで眺め、彼女をおびえさせた。果たしてパク・チョンジョの運命はどうなっていくのか、今後のストーリー展開に関心が注がれている。(翻訳:宮本りさ)

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