NEC、「NEC学校ICT推進ソリューション」を販売開始 21世紀の教室環境を実現へ
2013年5月8日 16:45
NECは8日、政府が推進する普通教室へのICT機器導入による「21世紀にふさわしい学び」の教室環境を実現する「NEC 学校ICT推進ソリューション」を、本日から販売開始すると発表した。
「NEC 学校ICT推進ソリューション」は、ICT導入から機器のメンテナンス・保守、さらに授業を行う先生へのICT教育プランまでNECが一元的に提供することで、新しい学びを実現する教室環境へ向けたICT機器のスムーズで安心な導入を可能にするもの。
具体的には、大画面で見やすさを重視したWindows 8 Pro搭載の12.5型のタブレットPC「VersaPro タイプVZ」に加え、携帯性を重視し、小学生の学習机に筆記用具や教科書と一緒に置いても使いやすい10.1型の軽量薄型タブレットPCを2013年度下期に発売する。また、電子黒板として、教室の後ろの席からも良く見える65型の大画面ディスプレイ「BrainBoard」を導入する。タッチによる直感的な操作と手書き操作によって直接画面上へ書き込むことが可能。さらに、タブレットPCやITシステムの初期設定、無線LAN環境を構築するネットワーク機器の提供から導入展開サービスもまとめて提供する。
「21世紀にふさわしい学び」は、21世紀の子どもたちを取巻く環境下における知識基盤社会への変化や社会構造のグローバル対応力を向上させることを目的に、2020年までにICTの導入を促進し、教育の情報化ビジョンを推進する活動。
NECは、政府の「フューチャースクール推進事業」による実証研究結果を踏まえて制定されたガイドラインに基づき、2014年度から全国への導入が検討されている「生徒1人1台の情報端末」環境の実現を推進する。