【銘柄フラッシュ】タカラバイオが連日急伸し木村化工機や日本製鋼所も高い

2013年5月8日 16:28

  8日後場は、13時に決算を発表したALSOK <2331> が一段高の15.6%高となって高値更新の幅を広げ、富士重工業 <7270> も一段上値を追って高値に進み、大引けは2.1%高。14時に発表した日本特殊陶業 <5334> も一段高となり高値に進み7.1%高。味の素 <2802> は自社株買いも発表したため高値更新後も5.4%高。

  バイオ関連株は後場、波乱商状の銘柄も現れたものの、再生医療の振興策などを材料に引き続き商盛。朝から買い気配のまま21.2%ストップ高に張り付いたタカラバイオ <4974> (東マ)は13時過ぎにストップ高で売買成立。その後にダレたものの大引けは再びストップ高。コスモ・バイオ <3386> (JQS)もストップ高。半面、カイオム・バイオサイエンス <4583> (東マ)は13時過ぎから軟調転換。

  原発関連の軽量株も動きが活発になり、木村化工機 <6378> は19.0%ストップ高、日本製鋼所 <5631> も17.3%ストップ高。また、東亜バルブエンジニアリング <6466> (東2)は20.1%ストップ高、岡野バルブ製造 <6492> (東2)も18.6%ストップ高。

  東証1部の値上がり率1位は宝ホールディングス <2531> の29.5%ストップ高となり子会社タカラバイオの連日急騰を材料視、2位はランド <8918> の21.7%高となり株価20円台のため「率」は大、3位にはデジタルハーツ <3620> の20.9%ストップ高が入り4月からサイバー攻撃対策事業を開始とされて高値に進んだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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