ギアナからヴェガロケット、2回目の打ち上げ
2013年5月8日 10:45
アリアンスペース社(Arianespace)と欧州宇宙機関(ESA)は現地時間5月6日23時6分(日本時間5月7日2時6分)、小型衛星3基を載せたヴェガロケットを南米フランス領ギアナのクールー基地から打ち上げた。ヴェガロケットが打ち上げられたのは今回が2回目。
打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約55分後にESAの地球観測衛星「PROBA-V」を切り離し、その後、ベトナムの地球観測衛星「VNREDSat 1a」とエストニア初の人工衛星「ESTCube-1」を切り離し、打ち上げが成功した。
ヴェガロケットは小型衛星をより低コストで打ち上げるために設計されたロケットである。3段式の固体燃料ロケットと上段液体燃料ロケットで構成され、高度約300kmの地球低軌道(LEO)への打ち上げ能力は約2300kgである。
■Vega marks a series of “firsts” on its initial mission under Arianespace’s operational responsibility
http://www.arianespace.com/news-mission-update/2013/1042-success.asp
【関連記事】
・ギアナからヴェガロケット、初の打ち上げ
・ギアナからヴェガロケット、今夜打ち上げ
・ヴェガロケット組立完了、初の打ち上げは2月9日
・ヴェガロケットの初の打ち上げは2012年1月末
・ギアナからヴェガロケット、2011年に延期