スズキ、インドネシアで新型二輪車「SHOOTER」を発表

2013年5月7日 13:56

 スズキのインドネシア子会社スズキ・インドモービル・モーター社は、排気量113cm3の新型二輪車「SHOOTER(シューター)」を5月4日に発表し、販売を開始した。スズキは、「SHOOTER」をエントリー層向けのクラスに投入することでラインアップの拡充を図り、拡販に努めていく。

 「SHOOTER」は、インドネシアでの使用状況に適した新設計の113cm3のエンジンに、クラス初のフューエルインジェクション(燃料噴射装置)を採用し、従来の同社110cm3クラスの同タイプに対して約3割燃費を向上した。エンジンには、軽量ピストンや小型クランクシャフトなどの採用による摩擦抵抗の低減や、吸排気システムの見直しによる燃焼効率の改善を行い、この結果燃費向上に加え出力特性の改善を図った。

 また、軽量かつ高強度なフレームを搭載した取り回しの良い車体により、高い走行性能を実現。さらに、使い勝手の良いシート下の収納スペースや大型ヘッドライトなどを採用し、利便性も向上した。

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