AMD、CPUとGPUが同じメモリ空間を共有可能になる新技術「hUMA」を発表
2013年5月2日 12:57
あるAnonymous Coward 曰く、 4月30日、AMDは同社が提唱するGPUコンピューティングフレームワーク「HSA」(Heterogeneous System Architecture)のキーテクノロジーといえる「hUMA」(heterogeneous Uniform Memory Access」を発表した(4Gamer、PC Watch)。
HSAは次世代APU「Kaveri」のフレームワークで「CPUとGPUのコードを別々に記述する煩雑さや複雑さ」をなくそうことを考えているらしい。主題の「hUMA」は複数のプロセッサが論理的に単一のメモリ空間を共有する「Uniform Memory Access」と「heterogeneous」を掛け合わせた造語で、hUMAは詰まるところCPUとGPUがソフトウェア的にメモリ空間を共有する技術だという。
4gamer記事によれば、次世代APUで実現されるhUMAでは、CPUとGPUがアクセスするメモリ内のデータの一貫性が保たれるようになる、GPUがページフォルトを扱えるようになる、GPUがメモリ空間の全域にアクセスできるようといったことができるようだ。
スラッシュドットのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア
関連ストーリー:
PS4 のソーシャル機能は「実名制」、OS は BSD ベース 2013年03月27日
AMD の新 APU「Trinity」のベンチマーク結果が出揃う (ただし GPU 性能のみ) 2012年10月02日
AMD、ARM のセキリュリティ技術を 2013 年以降の APU に統合 2012年06月18日
AMD、Fusion APU「Llano」のデモを公開 2010年10月19日