日航、ボーイング787型機を6月1日より運航再開へ
2013年4月30日 18:11
日本航空は30日、運航を停止していたボーイング787-8型機について、必要な改修を行い安全性・信頼性を十分に確認し、万全の準備を整えた上で、6月1日より順次既存の運航路線に投入すると発表した。
日航が30日に発表した6月1日以降の国際線路線便数計画によると、ボーイング787-8型機の運航再開に伴い、一部減便していた成田=ボストン線、成田=サンディエゴ線をデイリー運航とし、開設を延期していた成田=ヘルシンキ線についてはデイリー運航にて7月1日より開設する。また、需要が旺盛なバンコク線、ホノルル線については投入機材をボーイング767型機からボーイング777-200ER型機に大型化し、需要動向に合わせてきめ細かい需給調整を行い、収益性の向上を図る。
さらに、2013年度は中期経営計画で目標としている「顧客満足 No.1」を目指し、商品改善を積極的に進める。欧米路線へボーイング777-300ER型機「SKY SUITE 777(スカイスイート777)」の投入、また、787-8型機、777-200ER型機を活用した欧米線、ホノルル線、バンコク線(成田/羽田発着)における座席などの商品刷新、そして2013年度上期中には国際線全路線で個人用テレビを装着した機材を投入し、さらなる快適性向上に努めていく。