日本銀行券の識別性を向上させる取り組みを財務省などが発表

2013年4月28日 12:41

parsley 曰く、 財務省と日本銀行、国立印刷局は26日、日本銀行券を目の不自由な人にとって使いやすいようにするための3つの取り組みを発表した(報道発表)。

1つめは5千円券(札)の改良で、ホログラムの透明シール部分を拡大して形状を変更する。現在ホログラムシールは5千円券と1万円券にのみ同一形状のものが貼られているが、違う大きさ・形にすることで触感で識別しやすくするというもの。5千円券自体の大きさやデザインは変更されない。改良5千円券は2014年度前半をめどに発行開始予定。2つめはスマートフォン用の券種識別アプリ開発と国民への無償提供、3つめは券種を識別する専用簡易機器のモデル開発と民間企業などへの情報提供となっている。アプリは今年中の配信開始、券種識別機器のモデルは夏ごろまでに完成する予定とのこと。

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