『男が愛する時』、徐々に露わになる葛藤構造で視聴者を翻弄!

2013年4月26日 17:19

 ドラマ『男が愛する時』では、徐々に主人公らの葛藤構造が露わになり、視聴者を翻弄している。

 24日に放送された同ドラマの第7話では、本格的恋愛をスタートさせたハン・テサン(ソン・スンホン)とソ・ミド(シン・セギョン)のデートシリーズが、視聴者の恋愛細胞を刺激した。

 テサンは始め、思春期の少年のようにぎこちなさそうにしていたが、次第に慣れて行く姿を見せながらミドとのデートを楽しんだ。また、二人の“秘密恋愛”は、時と場所を選ばなかった。会社では、テサンが向かい側から歩いて来るミドにこっそりウィンクをしたかと思えば、ミドもまたお返しのウィンクをするなど、見る者を微笑ませるシーンを連発し視聴者を喜ばせた。

 遊園地デートでは、バイキングには怖くて乗れないと言い、メリーゴーランドに乗った時は初めて乗った子供のように幸せそうな笑顔を見せるテサン。

 カフェデートでは、お互いの人形を作り合うが、「私ってそんな顔?」とふてくされたミドの態度もテサンにとっては可愛く見えて仕方がなかった。またミドがつけてくれたテサンのあだ名“ティティ”も、気に入ったわけではなかったが、人形の後ろに刻んだ“ティティへ、ある春の日の夜・・・”というメッセージは、テサンにとってこの上なく甘く感じられた。

 ミドに対して「何を食べたらお前みたいに可愛くなれるんだ?」と言った鳥肌コメントも許せるくらいテサンは幸せそうに見えた。

 二人が作り出した絶頂のラブシーンはここで終わりではなかった。記憶に残っているクリスマスなんてないと言ったテサンの言葉を思い出したミドは、ミドの父親が営む本屋の真ん中にクリスマスツリーを飾ってあげた。

 二人は4月のクリスマスを満喫しながら一緒に本を読んだ。テサンは、しっとりと輝く電球のもとでワイングラスを傾けながら「お前が誰であろうと、どんなに寂しくても」という本を読み始める。そして思春期の少年のように緊張した様子でミドの唇に自分の唇を重ねた。

 しかし、二人の空間を外で見守っている一人の男がいた。イ・ジェヒだ。本屋の前で立ちすくんだジェヒの姿は悲しみに満ち溢れていた。キスをする二人の姿にジェヒはショックのあまり動けなかった。

 ミドにボーイフレンドがいることは知っていたが、それがテサンだったとは・・・。唯一の肉親である兄イ・チャンヒ(キム・ソンオ)は、ハン・テサンと親兄弟以上に親しい仲。自分が今ここにいるのも、他でもないテサンのおかげ。25日放送の第8話では、果たしてジェヒがどのような反応を示すのか、視聴者の関心が集中している。(翻訳:宮本りさ)

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