新日鉄住金エンジ、DHL向けの大型物流施設建設工事を受注
2013年4月25日 17:29
新日鉄住金エンジニアリングは25日、神奈川県相模原市内の同社技術開発研究所の跡地をSPC(特別目的会社)である合同会社IKインベストメント・ツーに売却した上で、DHLサプライチェーンが使用する大型物流施設「相模原ロジスティクスセンター」の建設工事を同SPCより受注したと発表した。世界第一位の国際物流企業であるDHLサプライチェーンの日本国内の物流拠点は数カ所あるが、同社向けに設計されたロジスティクスセンターは今回が日本初となる。
建設場所は国道413号線に面し、更には国道16号線や2014年春に開通予定の圏央道相模原ICからも至近の距離であり、様々な物流ニーズに対応したサービスを目指すDHLサプライチェーンにとって最適な物流拠点となる。
建設概要は、鉄骨造地上5階建て、延床面積約44,100m2、鉄骨重量約4,600トン、新日鉄住金エンジニアリング製の制振ダンパーであるアンボンドブレースを158本配した制振構造となっており、更には緩衝緑地帯を周辺に約2,500m2設けるなど、周辺環境にも配慮した設計となっている。竣工は2014年3月を予定している。