次世代USBは最大100Wまで給電可能に

2013年4月25日 07:00

あるAnonymous Coward 曰く、 Intelは「Thunderbolt」およびUSB 3.0で規定されているSuperSpeed USBを拡張し、スピードを倍増させると発表した(ComputerWorldの記事)。

 Thunderboltでは20Gbps、USB 3.0 SuperSpeed USBでは10Gbpsのデータ転送レートを実現する予定だ。Thunderboltの拡張により、4K映像のファイル転送を可能にできる。Intelの発表ではスピード面の拡張が主体となっているが、USBの給電量が10Wから最大100Wまで拡張された「USB Power Delivery(USB PD)」が用意されたことも大きな変更点だ(ComputerWorldの別の記事ITmedia本家/.)。

 非営利団体「USB-IF」の議長兼COO(Chief Operating Officer)を務めるJeff Ravencraft氏は、この技術によって単一のUSBハブでデータ転送と給電システムの両方を提供できると述べ、これによってコンピュータ、周辺機器、ハイビジョンディスプレイなどのデバイスごとに必要とされていたACアダプタなどが不要になるとしている。また、スマートフォンをノートPCの非常用バッテリーとして電力を都合しあえるようになるとも述べている。

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