KDDI、次世代eコマースプラットフォーム「Origami」と資本業務提携
2013年4月24日 12:03
KDDIは23日、同社とグローバル・ブレイン株式会社が「KDDI Open Innovation Fund」を通じて株式会社Origamiへの出資を行い、同社との業務提携を開始すると発表した。
Origamiは、自分の趣味嗜好に合った好きなものを、楽しみながらより早く、簡単に見つけられる次世代eコマースプラットフォーム。「好きなショップ、ブランド、ユーザーをフォローし、画像起点で新たな商品を見つけることができる」、「オンライン、実店舗問わず、気になる商品をユーザー間でシェアできる」、「Origamiで見つけた商品はワンクリックですぐに購入できる」、「ショップ、ブランドは簡単に出店でき、データを通じて顧客と長期的な関係を構築できる」などの特長がある。
近年、スマートフォンの普及やSNSの広がりに伴いショッピングの楽しみ方が変化しており、ソーシャル等を活用した新しいモデルのeコマースサービスも次々と現れはじめている。このような背景のもと、KDDIはOrigamiとの業務提携を通じて、同社とともに新たなeコマースプラットフォームを確立し、オンラインとリアル店舗の両方を組み合わせて利用するような新しい消費スタイルを提案していく。
Origamiとの業務提携の第一弾として、Origamiのサービス内にauIDログイン機能、及び住所入力支援機能を導入する。これによりauユーザーは、auIDを用いて会員登録から購入時の送付先情報の入力までの流れを大幅に簡素化することができ、より簡単にOrigamiでのショッピングを楽しむことができるようになる。今後は、auかんたん決済の導入やKDDIの企業ネットワークを活かした共同でのショップ、ブランド開拓など、Origami事業の拡大を積極的に支援していく。
また、KDDIは今後も、有望ベンチャー企業への支援を行う「KDDI Open Innovation Fund」を通じて、顧客に新たな付加価値を提供する企業の育成支援を行っていく。