いすゞ、ポーランドのディーゼルエンジン生産合弁会社をGMに譲渡

2013年4月23日 12:22

 いすゞ自動車は23日、米ゼネラルモーターズ・コーポレーション(GM)とポーランドにおいて合弁で運営しているディーゼルエンジン生産会社「いすゞ モーターズ ポルスカ(以下ISPOL)」について、いすゞが保有する全関連株式をGMに譲渡することで合意したと発表した。

 いすゞは、1997年3月にGMグループに供給するディーゼルエンジンの生産工場としてISPOLを設立し、2012年11月にはその生産累計は250万基に達した。今回GMより、ISPOLの持つ高い生産性と品質管理体制を自社事業に活かしたいとの申し出があり、将来的にISPOLで生産される製品がGM設計に切り替わることから、いすゞの保有する40%分全株式をGMに譲渡することとした。

 なお、いすゞとGMはグローバル事業展開上、必要不可欠なパートナーであり、引続き戦略的業務提携の関係を維持継続していく方針。

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